まま
11月はそれなりに忙しかった。
自分はキャパがあるタイプではないので"それなり"程度の忙しさでも過負荷になってしまい、若干パンク気味になりながらなんとかやり切った感がある。ちょこちょこ周りには迷惑をかけてしまい反省した。
もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
落ち込み気味の時に岡野大嗣さんのこの短歌を目にして少し救われたような気持ちになった。「ほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい」に強く共感できるあたり自分はまだ図々しさが残っているので大丈夫だな......
バタバタしていた中でも演奏面では楽しくやれたのでよかったなと思う。
Tsudio Studioさんのサポートも、colormalでのエイプリルブルーとのツーマンも良いイベントだった。
演奏後かなり楽しい状態で喋っている。
12月は少し落ち着くはず。colormalではつい最近新しい曲を録った。演奏的には成長を感じられる仕上がりになっているはず......春までにはリリースされると思うのでその際はよろしくお願いします。
年内はあと2本ライブがあるので是非お越しください。どちらも大阪。
▼新規ライブのお知らせ
— colormal (@colormal) 2022年10月25日
12/10(sat)
@梅田シャングリラ
ズカイ first full album 「ちゃちな夢中をくぐるのさ」
”ちゃちな夢は大切にツアー”大阪編
W/
ズカイ
mol-74
18:00/18:30
前売¥2800【1D代別】
予約:https://t.co/Gcg8tk4RBN
盟友、ズカイのツアーファイナルに出演致します。 pic.twitter.com/I1vbx5d2oE
こちらは明後日、今週末。
ズカイとはcolormalで演奏する前からの知り合いなのでこうして今もバンド同士で付き合いがあるのは尊いことだな......と感慨もひとしお。アルバムの曲達をシャングリラで聴けるのが楽しみ。
mol-74との初共演も。ベースのりょうまさんとはご飯に行くことはあってもバンドとして一緒になることは今まで無かったので念願かなって最高。
きっと良いイベントになるので是非お越し下さい。
▼新規ライブのお知らせ
— colormal (@colormal) 2022年11月1日
12/18(sun)
@心斎橋CONPASS
Subsonic Eye
For Tracy Hyde
colormal
by the end of summer
開場17:00/開演17:30
前売3000円/当日3500円(+各別途1 Drink)
チケット購入はこちらから▼https://t.co/KPzty1fhQD pic.twitter.com/csUS7D0A8o
こちらは再来週。
年内ラスト。シンガポールの最高バンドSubsonic Eyeの来日公演。
こちらも色々思い出深く、書きたいことあるがもう寝るのでまた追記予定。
是非どちらも見にきて下さい。久々にやる曲などあります。
来年は今のところ1本しか決まっておらず、しばらくは製作メインの活動になりそう。頑張っていきましょう。
思い出深い
・経過
2021年の7月頃に右腕の肘〜薬指にかけて痺れを感じるようになった。
最初に行った整形外科で「肘部管症候群」だと診断を受け、しばらくは服薬(ビタミンB12、気休めのようなもの)をしつつドラム等腕に負担をかけるような動きを極力控えることになった。
ひと月ほど経ち、少しマシにはなったものの症状は続いていたのでもう少し専門的な病院を受診。神経伝達速度を測る電気生理学的なテストやMRI等の検査を受け、首やら脳やらのヤバいタイプの疾患ではなさそう、ということが分かり少し安心する。より対症療法的な薬(神経痛を抑えるもの)を処方され、とりあえず飲んでいる間は楽になった。同時に整体にも通うようになり、症状が少しずつ回復する。
10月頃に医師より「色々普通にやってみて下さい」とお墨付きが出たのでドラム等再開。11月にライブ復帰。
その後数ヶ月は最初の頃よりは楽になったものの無理をすると痺れが出るような状態がしばらく続く。3月から通う整体を変えて以降かなり改善し、薬に頼らずに済むようになる。整体師の指示により散歩やストレッチ(ヨガ)を習慣づけたことも功を奏したのか、6月には「治ったのでは」と思うほどに回復。徐々に整体に通う頻度を減らす。
良い状態がしばらく続いていたが7月末頃に疼痛がぶり返す。久々に薬を飲む。整体に少し詰めて通うようになり、また少しマシになる。
現在。ある程度「どこまで無理をすれば痺れが出るか」の塩梅がある程度分かるようになり、座って作業する時間をできるだけ短くすることで一応それなりに大丈夫になった。 今後に期待。
・近況
今年は4月にcolormalでワンマンを行い、8月には音源をリリースする等もあり、活動が充実している感がある。今月末より次作に向けた録音も始まる。
linkco.reすごく良いEPを出しました
年末に向けてライブも数本入っており、どれも思い出深いイベントになりそうで楽しみ。
🏠Live info🏠
— Tsudio Studio (@Tsudio_Studio) 2022年9月28日
ニューアルバム「My Room」のリリースパーティーを11月12日(土)に神戸のRINKAITENで行います🔥ステージにソファーとか日用品を置いて私の部屋に遊びにきてもらってる様な気持ちになれるパーティーをします!前売りの予約は私にDMをいただくか@RINKAITEN1 までお問い合わせください🎫 pic.twitter.com/UbCS3FIzWE
コロナ禍前最後にドラムで出演したのがTsudio Studioさんのサポートだったのでその日のことはよく覚えている。また呼んでもらえて光栄です。
Local Visions周りの皆さんともその時以来に共演できること、大学時代を過ごした神戸で演奏できることなど思い出深い。the oto factoryの皆とは高校時代からの知り合いだけど初めての共演。旧交を温めつつイベントを盛り上げたい。
Tsudioさんの新譜、前作・前々作と比べて身近なものがテーマであることが逆にパラレルワールド感を強めていて、後半あたりはちょっと怖さ(良い意味)すら感じるような、それでいて不思議な心地よさのある作品でした。土曜のリリパは新旧織り交ぜたてんこ盛りセットリストな感じで楽しみです。
▼新規ライブのお知らせ
— colormal (@colormal) 2022年8月24日
2022.11.19(Sat)
@西永福JAM
Aprilblue × colormal
“Bluemal”
open / start : 18:00 / 19:00
ticket : ¥3,000- (+2drink)
w/
エイプリルブルー
当日は双方のアートワークを担当した瀬戸すなお(@setosunao)による展示会あり、エイプリルブルーとのツーマンライブです。 pic.twitter.com/uO7Ul18mW8
これは来週末。こちらも色々思い出深く、書きたいことあるがもう寝るのでまた追記予定。
📻「週刊エイプリルブルー(仮)」#30 の配信がスタート!
— エイプリルブルー / AprilBlue (@aprilblueband) 2022年9月25日
🔵Bluemal開催記念後編!colormal gt,voイエナガを迎え、お互いの推し曲を交え出会いと今までの関わりを語る!
💿4年越しで明かされるcolormal 1st“merkmal”秘話!
🤝🏻船底、colormal結成の立役者だった!?
https://t.co/Z3bGruh8xi
このポッドキャストを聞けば思い出深さが全て伝わるので聴いて下さい。Spotify無料版でも聴けます。
他にも数本年内は思い出深いイベントが続きます。全員来て下さい。
4月のcolormalワンマンの会場BGM。一部メンバー選曲。
For Tracy Hyde in Bangkok
For Tracy Hydeのバンコクでのライブに同行した時に撮った映像が公開となりました。
iPhone6sで撮影、iMovieで編集という素人仕様ですがフォトハイのみんながとっても良い感じに映ってくれたので是非見てください。
もともと簡単な通訳、ローディーと物販のお手伝いのつもりで行ったのですが通訳も物販スタッフも現地の方がいらした(主催のSeen Scene Spaceは過去にミツメやthe fin.を招聘したこともあるそうです、さすがしっかりしている......)ので思いの外仕事が無く、じゃあ撮るかという感じでやっておりました。
現地で撮った動画に『水と眠る』の音源を重ねて仲間内で見せたら思いの外評判が良かったので、使える形に編集して公開する運びとなりました。
SNSにアップしたり身内向けに思い出ムービーを作る程度にしか考えていなかったので少し恐縮です。もっと撮っておけばよかった、ご飯の時とか。
とはいえ現地でのライブは素晴らしく、それ以外の場面でも皆さんカメラを向けたら神対応をしてくれたので良い感じに仕上がったと思います。
どのカットも思い入れがあるので一つ一つ紹介していきます。
まず動画を見て、そのあとこれを読みながら見ると色々楽しいと思いますのでよければお付き合い下さい。
1〜5. 導入
MCに合わせて会場のドア、Seen Scene Spaceのライト、出番前のeurekaさん、終演後の機材、転換中の会場の様子のカット。ドキュメンタリーっぽくしようと思ってThe 1975の動画を参考にしました。
6. タイトル、Floorのイントロ
夏botさんにやってもらいました。iMovieは文字を入れるのに色々不便なところがあるみたい。動画の前半は2月に夏botさんの部屋で編集していたので直接手伝ってもらえたりしました。色加工も夏botさんがやってくれています。
僕が仕事をしてるあいだ田井中君は隣の部屋である案件の映像を編集していました。ふたりとも作業中のひとり言が激しいので怖い……。
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年2月10日
7〜9. フードコート
リハーサル終わりにLido Connect内のフードコートでご飯を食べました。食べているところとか撮っておけばよかった。
写真はありました
10〜14. リハーサル
会場後ろにスマホを置いて撮ってました。
夏botさんDIIVのDoused弾きがち。
そのあと歌ってるのはシンガポールの盟友Cosmic Childの『Cats, Cats, and Cats Again』。途中からeurekaさんも合わせて歌ってるところがいいですね
15, 16. 出番前
こういう画が入るとドキュメンタリー感が増しますね。 真夜中の本気の森。
17, 18. Parim
イベントの1番手はParim。ソロユニットですがこの日はバンドセットでの演奏でした。タイの気候にぴったりなゆるいインディポップで心地よかった。この日はあまり他の出演者と交流する機会がなかったのですがParimさんはリハーサルの時から「ギタースタンド貸そうか」とか声かけてくれたり終わった後も褒めてくれたりしてめっちゃいい人でした。
音源は宅録感があってまた違う感じで良いです。
19, 20. 本番前
共演の人達がMCでめっちゃ喋るのでどうしよう.......という流れです。
3:52〜のカットの最初でドラムの草稿さんが着ているのはCosmic ChildのTシャツ。
Phum Viphuritが遊びに来てるという情報に驚く私達。この後自分のデカイ声が入ってしまったのでブツ切り。
21, 22. Chucheewa
2組目はChucheewa。この人もソロシンガーだそう。シンセベースのサポートメンバーがParimと一緒。凄腕の方なんでしょうか......チルい曲から踊れる曲までバラエティ豊かなセットリストで楽しかったです。ドラムが渋い。C&Cのセットでタム無し。ドライ系のシンバルは最近インディ周りでも流行りつつありますね......僕も揃えたいな
23, 24. 転換中、舞台袖
入場SEで指定したスーパーカーのPLAYSTAR VISTAが転換中からずっと流れていました。アテンドのあきなさんはタイ語と日本語のバイリンガル。とてもお世話になりました。ベースのMavさんが(おしマイケル)をやった後に自分で「終わっちゃダメですね」って言ってるのウケますね。それにしても会場が大きい。
24〜26. 入場〜繋ぐ日の青
舞台袖からのカットはフェスみたいな感じでいいですね。一曲目はアルバムのオープニング(実質)でもある『繋ぐ日の青』。映画館を改装した会場なだけあって大スクリーンを用いたVJがかっこいい。
27. Echo Park
ライブの前半は舞台袖から定点で撮っていたのですがずっとそればっかだと画面がダレるな......と思い中盤の曲を挟みました(実際のセットリスト)。フロアから撮っている方が動きもあるし音のバランスも良いですね。
28. Favorite Blue
本編3曲目。1stアルバム『Film Bleu』の代表曲。クラップしているところを使えて満足。この曲だけで使われていた綺麗なVJ(というか背景素材)があるのですが袖からだと分かりづらいのが残念。お客さんがYouTubeにあげている映像があるのでそちらで見れます。
令和になってもFor Tracy Hydeの皆さんはFavorite Blueを「ふぁぼ」と略します。
29. あたたかくてあまい海
こちらも1stの代表曲。アウトロの盛り上がりはライブならでは。合わせてストロボもバチバチ焚かれています。冒頭のMCはこのあとに話されていたものです。
『Favorite Blue』と『あたたかくてあまい海』はMVの映像編集を夏botさんが手がけています。なんでもできますね。
30. Floor
MC明け一曲目。兼ねてよりCメロが秀逸だなあと思っていたのでその部分を抜粋。この日のセットリストは「MVのあるリード曲は全部入れよう」という風に考えられたそうで、ベスト盤感もありファン大満足でした。
『Floor』『櫻の園』のMVを手がけたPennackyさんとは昨年のアジアツアーで一緒になって仲良くなりました。
31. Underwater Girl
この曲はFloorと並んで代表曲として定着しているみたい。アジアのどこでも盛り上がりますね。
32. Can Little Birds Remember?
本編最後の曲。歌詞がエモいので泣いてしまう。大団円でした。
33〜36. 終演後の物販・サイン会
こちらも大盛況でした。芸能人の試写会とか記者会見みたいな画ですね、行ったことないけど。
このへんから『麦の海に沈む果実』のライブ音源に合わせてオフショットを流していく構成になります。ドキュメンタリーっぽいですね。
37, 38. 帰りの空港
草稿さんは知人の結婚式があったそうで終演後早々に帰国してしまい、二日目は4人+私で観光。この日メンバーを見送ったあと私は更に二日間バンコクに滞在しておりました。
39. 繋ぐ日の青
舞台袖にスマホを置いて撮っていたのですが『麦〜』の演奏中はカメラの前を人が通ることが多くて使える画が少なかったので他の曲の映像を重ねています。
あまり意識してなかったけれど、気づけば「繋ぐ日の青」の再生回数がApple Music・Spotifyともに10万回を超えていた。しばらく天気のいい日が続くみたいだし何回でもお聴きください。
— 夏bot (@chelseaguitar) 2020年5月11日
Apple Music: https://t.co/q81U29JJz7
Spotify: https://t.co/yl8E8mQY9Y#FTHNYC
40. Echo Park
「額縁に〜」のあたりでジェスチャーしているところがグッとくるので抜粋しました。
曲名の由来はAdvantage Lucyのアルバムだそうです。
41〜43. 終演後の物販・サイン会
11:58〜話している男の子は日本に住んでいたこともあって、その時BASEMENT BARでフォトハイのライブを見たそうです。「バンコクでワンマンをやってほしい!」とのことでした。MONOのTシャツを着ているお兄さんはタイのメディアでのメールインタビューを企画してくれた人。D'MASIVはインドネシアのバンドのことで、日本でいうミスチルぐらいの人気バンドだとか。ボーカルの方がアジアツアーの際遊びに来てくれたこともあり、メンバー内で度々話題になります。フォトハイやLampが好きだそうです。
ボーカルの方はRianさんというらしいのですがフォトハイの皆さんは「マッシブさん」と呼んでいます
44. 帰りの空港
エモい。こういうお気持ちを聞くのをもう少し撮っておけばよかったですね。
45. 横断歩道
滞在したSamyanのホテル近くの横断歩道。終演後にケンタッキーに向かっているところです。現地のケンタッキーは日本で見られるのとは違った形でローカライズされていて面白かったのですがあんまりちゃんと撮れてませんでした。
Bangkok was such a blast, and we're all smiles!
— For Tracy Hyde (@ForTracyHyde) 2020年1月24日
ขอบคุณค่ะ to everybody who made this happen!
Tonight's setlist: https://t.co/G9LQ2mXun0#FTHNYC pic.twitter.com/mTvsJONjxM
ケンタッキーで撮った写真。
46. 出番前の草稿さん
草稿さんにはお茶目な側面もあります。アメリカのメディアからのインタビューで「USツアーをするとしたらどんな対バンがいいか」という質問に「Metallica」と答えるような人です。
47. Can Little Birds Remember?
袖からのカットですがお客さんにフォーカスしている画がこれぐらいしかなかったので......みんな楽しそう。
Can Little Birds Remember?
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年3月28日
長らく自分のなかで禁じ手だった英語詞に手を出したのは、海外のバンドやリスナーと交流する機会が増え、よりたくさんの人に普遍的なメッセージを届けたくなったから。恋と生の肯定はこのアルバムに通底するテーマ。#FTHNYCロックダウン
48. Floor
VJが良い
うちら周りじゃ「Floor」が「She's American」の丸パクりなのをネタにするフェーズはとっくに過ぎてるぜ、そんなことより終盤のリフがScritti Politti「Wood Beez」の歌メロの引用なのに気づけよ
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2017年10月31日
だそうです
49〜55. Nong Taprachan
二日目にはNong Taprachanというレコード屋に寄りました。京都でODDLYというめちゃくちゃ良いバンドをやっている岸本くんという友達がいるのですが、彼はかつてタイに留学していたことがあるのでオススメを聞いたところここを教えてくれました。
なんと店主の方がライブに来てくれていたそうで店内にはフォトハイのCDが置かれていました。ここでもサインをしたりと人気者扱い。その後ランチを食べていたら共同経営者の人がやって来て奢ってくれたり一緒にいた音楽雑誌をやっている人に「今度取材させて!」と言われたりと色々ありました。店の人達は岸本くんのことも覚えていて、こんな風に繋がる縁もあるんだなあとしみじみ。
このあと店員さんに勧められた近くの食堂でごはんを食べて会計しようとしたら突然現れたマダムに「ここはわたしに任せて」と止められた。話を聞いたらNong Taprachanの共同経営者で「For Tracy Hydeが店に来た」という電話を受けて車で駆けつけたとのことだった。https://t.co/tLuATN53vw#FTHNYC
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年1月26日
みんなおたくなのでCD選びも楽しそう。アジアツアーで台湾を観光した時にも思ったのですがこういうローカルなお店が一番楽しいんですよね......昨今はどこも厳しい状況にあるかと思いますが存続を祈っております。
タイ・インディのCDを買い漁ってめっちゃハッピー。#FTHNYC pic.twitter.com/pDPKVP3csc
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年1月25日
私はfluffypak, Shingto Numchok, Telex TelexsのCDを買いました。fluffypakは以前から大好きだったので買えて嬉しかった。
56, 57 トゥクトゥク
タイといえば、な移動中の様子。風を感じるのが楽しかったですね。
トゥクトゥク! pic.twitter.com/UcFpvfPpWa
— eureka (@333noteppen) 2020年1月25日
58. Underwater Girl
良いVJだな〜〜
3:17からお客さんが「Nothing real, nothing true!」(「Underwater Girl」の元ネタであるBeach Fossils「Clash the Truth」のアウトロのコールの一節)って叫んでる声が入ってるのに気づいてウケてる。https://t.co/968a2uXDSt#FTHNYC https://t.co/vF3aIeI9wc
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年1月28日
お客さんが撮った映像ではその声が聴けます。
59. Her Sarah Records Collection
アンコールの様子です。リフでoi! コールがあったのでうまいこと音に同期できないかと思って早送りしたのですがそんなに合いませんでした。
60, 61
Taprachanにある本屋。この辺りからオフショットの素材が尽きてきたので縦で撮った動画をトリミングして使ったりしています。鬼滅の刃タイ語版が置いてありますね。
62. Lido Connectのモール内
リハーサル後フードコートに向かう途中。Lido Connectはライブスペースがあるだけでなくファッション、アート、グルメを楽しめるカルチャーモールとのことです。次はもっとゆっくり周りたいですね。
63. 帰りの空港
お別れ前にカフェで乾杯している様子。Mavさんが乾杯の音頭で私の黒歴史をイジってきたので音声は切っています。
64. Can Little Birds Remember?
演奏後退場していく様子。楽しそう。
「13. Can Little Birds Remember?」草稿がこの曲のRecのときにハイタム・ロータム両方外してCloud Nothingsスタイルで挑んでて本当にアツくてよかった #FTHNYCロックダウン
— Mav. (@mav_curry) 2020年3月28日
65, 66. 終演後の物販・サイン会
エヴァで繋がるU-1さんとフォトハイファン。いい画ですね。
サイン会楽しそうでワロタ#FTHNYC pic.twitter.com/QkTPJrQIVN
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2020年1月29日
以前Bathsのインタビューを行った際エヴァの話題を出すにあたってU-1さんに色々尋ねたことがあります、その節はありがとうございました
67. 麦の海に沈む果実
ここだけ実際に演奏している映像になります。
アテンドのあきなさんはこの曲が一番お気に入りだそう。
68. 帰りの空港+後半のMC
みんなを見送っているところです。音声をだいぶ下げていますがU-1さんは「colormalのために帰ってくるなよ」と言っています。やかましいわ
69. 櫻の園
良いVJ。メンバーに「一番気持ちよく演奏できる曲は何か」と尋ねたところ全員一致でこの曲だと言っていました。
www.youtube.com「櫻」という言葉が歌詞に出てこないところがすごい、と夏botさんに伝えたら「あー、そういえばなんかそんな感じになったね」と返ってきました
70. Can Little Birds Remember?
シンガポール公演以来のダイバーが発生しています。大盛り上がりでしたね。
For Tracy Hydeの新曲「Can Little Birds Remember?」は『氷菓』が曲名の由来です。 pic.twitter.com/zP0a1F8crs
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2019年7月18日
71. 公演のフライヤー
ここだけ色補正をかけていません。いいイベントだったね......
以上です。長くなりましたがこれを見て改めて動画を見るとまた面白いと思うので是非。自粛期間の楽しみになればと思います。早くライブできるようになってほしいですね。
【お知らせ!】
— For Tracy Hyde (@ForTracyHyde) 2020年6月11日
ライターの宮谷行美さん @PIKUMIN_0502 による音楽ブログ『STAY TUNED!! 99.9MHz』にて、夏botのコラムおよびプレイリストが公開!
コロナウィルスの渦中での暮らしや昨年のアジア・ツアーの雑感について語る内容となっています。https://t.co/aQ09TWibdY
それでも何とかうまく切り抜けられたら、嬉しいのだけれど
Woolyで行った夏botさんとNight Flowersのインタビュー後半が公開になりました。
2018年の秋頃に行ったものですがここまで遅れてしまったのはひとえに私が書き起こしを放置していたせいです。あれからFor Tracy HydeもNight Flowersも新譜を出し(インタビュー当時のベーシストが脱退し)、プロモーションに適した時期を大幅に過ぎた後での掲載になってしまい申し訳ない......。
対面のインタビューを企画するのは初めてだったこともあり色々と反省点はあるのですが、内容は面白いと思うのでよかったら読んでみてください。Night Flowersのみなさん、Rimeout Recordingsの翁長さん、夏botさん、woolyのユカさん、ルキさん、撮影のトコナミレイナさんには大変お世話になりました、ありがとうございます。
前半の方もこの機会に少し編集しているので改めて読んでもらえたらと思います。再度手を付けるにあたって一度「〜わよ」「〜わね」のようないわゆる役割語を排して全て敬語にしたバージョンを作ってみたりもしたのですが彼ら彼女らのフランクさが出ない......ということで結局元の口調に戻しました。とはいえある程度書き換えたこともあり、目に付くほどでもないところに落ち着いたように思います。過渡期だと思って読んでもらえたら。
他にも音声だとムチャクチャ面白くても文にするとそれが伝わらない......となり泣く泣くカットした部分もあったり、そもそも聞き取りにかなり苦労したり(夏botさんにはだいぶ助けてもらいました)自分の力不足を痛感することがたくさんありました。とはいえその分学んだことも多く、こういうのはまた機会があったらやってみたいと思います。
ギターボーカルのGregは最近宅録でアルバムをリリースしました。ポップでカラッとしてて春らしくて良いので聴いてみてネ
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昨日は一ヶ月遅れで出社。辞令をもらい社内の簡単な説明と紹介で終了。今は部署を2グループに分けて交代で出社するようになっているらしく、コロナが落ち着くまでは自分も週2〜3日の出勤になりそう。出社しない日は課題が与えられるとのこと。
モラトリアムが長かった身としては急に忙しくなるより都合がいいような気がする。良かったといえば良かった。
就職を意識するたびにアリムラさんのこのエントリを思い出す。
「会社で武功を挙げるために気力を振り絞り、家に帰って倒れるように寝る生活」と「窓際よろしく必要最低限の仕事のみをし、余力を残して趣味に没頭する生活」、両極端な設定の間の、ちょうどいいところにつまみを合わせる作業を、自分でしなければいけないのである。
これはとても難しそうで、既に働いている友人達の多くは折り合いをつけるのに苦労しているように思う。自分もどこかで悩むことになるのだろうけど、どうにかいい塩梅を探っていきたい。
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これだけ自粛期間が長くなると否応なく体もそれに慣れてくるようで、ぬるっとした液体に浸かっているような気持ち悪さもだいぶ薄まってきた。それでも決して今の状態が良いとは思えず、やはり抗っていくことは必要だという気持ちも募る。
そもそも慣れられるというのもある程度恵まれた環境にいるからだ。感染状況自体はピークを越えた感じもするけど前線で働く人の大変さは変わらないだろうし、小〜中規模のスペースで商売している人達にとっては進退を迫られるような状況が2ヶ月以上も続いているわけで、きっとそこに慣れなどというものは存在しない。自分が知る限りにおいても思い入れのある場所が複数閉業していてやるせない。もともと自助努力だけではどうにもならない問題はそこかしこに存在しており、些細なことがきっかけでセーフティネットから漏れてしまうこともままある社会だ。加えてこんな情勢なんだから富の再分配というやつがもう少しちゃんと機能したらいいのに......。
できることは少なく、好きな場所や身近な人達のためにささやかな署名と寄付をする程度で、これは祈りのようだと思う。こういう状況の中で正しく怒れる人達のことを自分は尊敬していて、そっといいねを押すことしかできない自分も知識を持って行動に移せたらと思う。
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Night Flowersのインタビューの後半ではまさに今追い込まれているようなDIYな場所のことが話されている。名古屋のK.D.ハポンは自分もcolormalのサポートで一度演奏したことがある場所で、その空間の居心地の良さは自分にとってもやはり特別なものだった。Sophiaの言う「親密さ」みたいなものはあの場に居たことがある人なら共感できるんじゃないかと思う。ライブハウスという場所は基本的に煙たくてうるさくてドリンクが高くて椅子が少ないので決して快適な場所ではないし多くの人に取って不必要なものではあると思う。ただ今の自分にとってはそこで鳴らされている音楽とそこに集まる人達は替えがたい魅力であり、無くなってしまうと困る。政治的な意見というにはあまりに稚拙な個人のお気持ちではあるけれど、豊かな社会というのはそういった場所の存続が許される社会であってほしいと思う。
cllctv.のツジ君と猫を堕ろすのユキト君主催のコンピレーション。売上はK.D.ハポンと鶴舞DAYTRIPに寄付されるそうです。良盤。
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【New Release】
— Faded old city (@Fadedoldcity) 2020年5月6日
Soleil Soleilによる"a picture"のリミックスを5/13にリリースします。https://t.co/D5kQAs9INE
"a picture(Soleil Soleil Remix)"
May 13th / 2020.05.13 pic.twitter.com/lyT8biWWnA
特にそういうのを期待してやってたわけでもないけど(ヤス君が高校の時からSoleil Soleil聴いてたとか知らなかったので)やってよかったと思います。また色々落ち着いたらイベントできたらいいな。明日リリース、もう数時間したら聴けるはずなので聴きましょう。Soleil Soleilゆうさくさんには1年半ほど前にどこかで偶然電車が一緒になって就活相談に乗ってもらったことを覚えています、また会いたいナ......
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The 1975の『A Brief Inquiry Into Online Relationship』国内盤に付いている今井スミさんの対訳。"I'd love it if we made it"というフレーズはリリース当時とはまた違う風に聴こえるなあと、こないだのRina Sawayamaのカバーを見て思ったりした。
music so excellent i just happily paid for it
国内でもこれだけサブスクが普及した今bandcampというプラットフォームを使っている人はなかなか少数派であるように思う。
自分も音楽を聴く上でまずはサブスク→余程好きならCDを買うという感じで、bandcampを使うときはサブスクにもなくCDも買えないような音源が欲しい時にほぼ限られている。
bandcamp全盛期に利用していた人にとってはもう少し事情が違うのかもしれないが自分もこうなのでそれより下の世代にとってはもっと馴染みの薄いものなんだろうとは思う。
とはいえ選択肢が多いのは作り手にとっても受け手にとっても健全な気はする。それに「サブスクに無くCDも買えない音源」というのはそこかしこに存在しているのでbandcampを使って買えるだけありがたい。
2020年5月1日の日本時間16時から24時間は売り上げがそのままアーティストに還元されるそうで、久々に利用するいい機会だと思い色々買ってみた。現状ライブでの収益がほぼ断たれている作り手に対してお金を落とせる機会......というのはあまり考えず、元々気になっていた音源を購入。
以下元々買っていたものも含めいくつかざっくり紹介します。bandcampの音源はアカウントが無くても、買わなくてもフル視聴できるのでそういう意味では手軽だと思うのでお暇な方は聴いてみてください。
Songbook Trio - The Last Waltz
石若駿、西田修大、角銅真実によるトリオ・プロジェクト。心地良いです。石若さんはあんなに素晴らしいドラマーなのに加えてピアノも弾けるし作曲もできる。共演した時、別れ際にCDを渡して下さったことをずっと覚えています。
Internal Meeting - Internal Meeting Compilation
cllctv. のトモヒロツジと猫を堕ろすの伊藤薫人を発起人として、鶴舞DAYTRIPとK.D.ハポンへのドネーションを目的に制作されたコンピレーションアルバム。猫を堕ろす、sukida dramas、ゆいにしお、スーベニア等両ライブハウスにゆかりのあるミュージシャンが参加している。
ツジ君のカルチャー愛とバイタリティにはずっと刺激を受けていて、東京に行ってもこうやって名古屋のことを発信し続けているのは本当に偉いなあ、と思う。
形だけのドネーションになっていなくてちゃんと聴きごたえのある音源になっています。名古屋のインディシーン(の一端、のようなもの)が改めて見える良コンピだと思います。
くつした - Rside story
こちらもドネーション企画。And Summer Club、メシアと人人、くつした、LADY FLASH、B玉の呼びかけで始まったコンピレーション企画。関西のインディバンドが60組以上参加しており、収益は大阪のライブハウス南堀江SOCORE FACTORYと梅田HARD RAINに寄付される。くつした好きなので買いました。SobsのRaphaelとSophieが大阪に遊びにきた時ライブを見てめちゃくちゃハマってたのを覚えています。
Tokiyo - あらしのよる 2
こちらも同企画から。And Summer ClubのGt. Vo. Tokiyoによるソロユニット。いわゆるベッドルームポップ的な味わいがあってアンサマとはまた違う感じで楽しめます。
Omoya - DAKEDE
東京の宅録ソロユニットOmoyaの初リリース。信頼のLocal Visions。東京のYu-Koh β版でバンド編成のライブを見て圧倒されたのをむちゃくちゃ覚えています。本当に捨てアカさんはどこからこんなかっこいい人達を見つけてくるのかと、リスナーとしての感度の高さに驚かされ続けています。
Greg U - Welcome to the Neighbourhood
Night FlowersのGt. Vo. Gregのソロアルバム。Night Flowersのポップさ(海外のバンドでいちばんスピッツみを感じる)はそのままに、こちらはもっとカラっとした仕上がりになっています。後半に2曲だけ謎にヘヴィーな曲が入っていて笑ってしまう。
Vulfpeckのステム
Vulfpeckの曲のステム(各楽器のパラデータ)。トリプルファイヤーの鳥居真道さんのツイートで知りました。こういうのはbandcampでは時々あるようで面白いなと思う。リミックス等をする予定は今の所ないけどドラムだけを抜いた音源で演奏動画を作る......とかは面白いかもしれない。
secret space - Good Night, Sweet Dreams
これに関しては何で知ったのかも覚えていない......去年は深夜の作業中よく聴いていた。夜にすごく合うトラック集。買ったつもりになっていたけど買えていなかったので今回購入。
[bootleg]colormal - 191117 (@Kyoto Club Metro)
手前味噌ですが......昨年colormalサポートで君島君の叙景ツアーに出演した時の演奏音源です。聴き直すのがちょっと怖かったけどライブ感もあってなかなか悪くないと思うので良かったら聴いてみて下さい。
ラグチューシャック - ALONE/TOGETHER
このアルバムを紹介するためにこのポストを書いていると言っても過言ではない。これはずっと前から持っているのですが多くの人に知ってほしい......。ラグチューシャックは本当に良いバンドです。おそらく現在CDを購入する手段は無いのでここから是非聴いてください。オオノさんの書く歌詞は最高です。
Blue Sky Archives - Triple A-Side
CHVRCHESの前身バンドBlue Sky ArchivesのEP。自分がbandcampではじめて購入した海外のバンド音源はこれだったと思います。CHVRCHESよりオーガニックでバンドバンドしています。2014年頃はずっとこれを聴いていたような気がする。
以上です。bandcampに詳しい方はおすすめなどあれば教えてください……
ローファイ
フラスコ飯店というサイトでローファイについての紹介記事を書いた。有償で何かを書くのははじめて。
好きな文章を書く後輩が参加しているサイトであり、その後輩の提案で自分に声がかかったのが嬉しく二つ返事で参加を決めた。
フラスコ飯店には一つのテーマを設定してそのテーマに沿った作品を紹介する「定食」という枠組みがあり、そこで一筆願えないかということだった。
主催の河合さんに「どんなテーマで書きましょう?」と相談したところ「音楽ジャンルをテーマに設定して、それを映画や小説などに異化して解説する様な記事はどうか」と提案を受け、なるほどやってみようと取り組んでみた次第。
最初は「例えばシューゲイザーなんかはどうですか」と提案されたがそれだけは絶対に嫌だったのでこちらで「ローファイでいきたいです!」と返した。
書き始めてみるとそもそも自分が歴史やジャンルを意識したり体系立てて音楽を聴いたことがないと気づく。自分でテーマを設定しておきながら「ローファイとは......?」と頭を抱えてしまった。ある程度イメージが共有されている言葉だと思って選んだわけだが調べていくと全くそんなことはないと分かった。英語版wikipediaを見ていたら同じ記事内でも矛盾しそうなことが書いてあるし気になる文の引用元を辿ったらよくわからん原理主義者の断定的なポストもあるし......。
常に頭の中にちらつくのは何かと難癖をつけようとする偏屈なおたくの存在であり、それは自分こそが偏屈なおたくであるからに他ならない。おたくマインドだけは一丁前に持ち合わせている癖に合わせてくっついているべき知識が全くと言っていいほど無い。
ちゃんとした文章を書こうとする度に自分がフェイク野郎であるということを思い知らされるな
— たいなか (@etarlibyyap) 2019年11月10日
ウンウン唸りながら関連作品及びそれらの批評や解説にあたり、自分の中の「ローファイ感」というものの定義をなるだけ確かにしようとする。→ますます分からなくなる→なんとなく「こうかな.......?」というものが出てくる。の繰り返しでどうにかそれらしいものを書こうとした結果が今回の記事であり、今書いているこの文章はそれに対する言い訳の様なものだ。記事の最後に載せた参照元サイトはどれもこの面倒な言葉に真摯に向き合って書かれたんだろうなあと思える素敵な文ばかりなので是非読んでみてほしい。特におかざきよしともさんのポストはフワッとしがちなイメージが完全に言語化されていて(これがあれば私の文とか要らなくない......?)と思ってしまうくらいだ。公開された時も読んだし私が反射的に「ローファイにしましょう」と提案したのは頭の片隅にそのポストがあったからだと思う......。
それと英語版wikiの中で何度も引用されているAdam Harper氏の論文は400ページにも及ぶ大作で(webで読める)(この人がwiki編集したのでは......)さすがに全部は読んでいないがところどころかいつまんで読むだけでも並々ならぬ気迫が感じられた。私の記事にもどうかそれらの0.0000001%ぐらいの真摯さが含まれていると信じたい......。できるだけ真摯に向き合いました。
(たとえば個人的にはBeckをローファイと呼びたくない(理由はなんとなく)のだが当時のNew York TimesなりLo-Fi Top 10なりにその筆頭として名前が挙がっているそうなので背景等を説明する上で外してはならないと思い名前を入れたりした)
増田聡氏の
ジャンルとは音楽を区分する普遍的な分類法ではなく、たとえば雑誌やクラブ、レコード会社などの制度が便宜的に音楽を区分することを繰り返していくうちに、あたかも実体的なもののように生じてくる分類観念である
という言葉とともに読んでもらえればと思います。
www.msz.co.jp
いい記事になったかどうかは置いておくとしてもやってみることで広がった世界はあったのでとりあえずやってよかったとは思う。書く内容に悩んでいる時に見に行ったHomecomingsがダニエルジョンストンのカバーを演奏していたりostoandell復活のニュースもあったりして、それでとりあえずやりきろうと思えた。それにしても私の文章はカタいな......。河合さんの編集がなかったら読めたもんではなかったと思う。ちささこさんのイラストも素敵。
Pavement「Cut Your Hair」 pic.twitter.com/52b1BwyqFo
— 夏bot@『Blue Peter』好評発売中 (@chelseaguitar) 2019年11月30日
こういうのもあったね
概念をインフレさせるのはよくないと思う。語源論法とかを使って、その文章のなかだけで、様々なことがらの見逃されていた共通性をさぐる、とかは、有意義なんだろうと思うが、ひとはつい概念をざつに使ってしまいがちなので、とくに研究者は、概念を示すことばはよほど注意して使うべきだとおもう。
— ナンバユウキ (@deinotaton) 2019年11月8日
こういう言葉も常に頭の中にあって、その中で極力注意して誠実にやろうとしました。まあ私は研究者ではないですが......(こういう逃げもよくないな)
できれば「音楽ジャンルを異化して解説する」のは今回きりにして次回以降はもう少しやりやすいテーマに設定したい。好きなものについて語るのは楽しいのでこういう場がもらえるのはありがたいし嬉しいです。
記事内では紹介できなかった作品をいくつか。
『K. AND HIS BIKE』the band apart(2003)
国内の現行のバンドでローファイからの影響を受けている、と言えばHiGE、Homecomings、シャムキャッツ、Helsinki Lambda Clubあたりの名前が挙がるだろうか。京都でバンドをやっている人達の間ではpavementをはじめローファイ音楽及びそれに附するカルチャーについての知識が広く共有されているように感じる。kailios、ベランダ、ラグチューシャック、Hi, How are you?、she said、SAGOSAID......The Buttersは神戸のバンドだけど録音は京都だったはず。みんな好きだな......
ベランダたけおさんの所属していたサークルではpavementのコピバンが非常に盛り上がるらしい。Cut Your Hairで大合唱が起こるそうだ。私の知る大学の軽音サークルというものは海外の音楽をコピーしても演者の自己満足で終わってしまう(それはそれで良い、コピバンとはそういうものなので)のがデフォルトだったのでその話を聞いた時はものすごく羨ましくなったのを覚えている。
「初心者っぽい感じで」とオーダーされたので、「ハイハットがキックのリズムにどうしてもつられちゃう人」というキャラ設定で叩いたらすこぶる評判の良かった今日のラブサマちゃんリハ。
— 吉澤響(セカイイチ) (@yszwk_dr) 2019年11月22日
ローファイスピリットだ
the pillowsやスピッツもキャリアの中でローファイに傾倒した作品がいくつかある。「ローファイ」という言葉をはじめて聞いたのは私に色々な音楽を教えてくれた高校の同期のSとのSkypeだったのを思い出した。その時彼は初期のスピッツを例に出して説明してくれたように思う。
the band apartがローファイバンドとして語られることは少ないが(私も"ローファイバンド"とは呼びたくない)、この作品なんかは同時代の国内の他のバンドの作品と比べると音圧や解像度の点で明らかにローファイで、アートワークや活動の姿勢についてもpavementなりその辺のカルチャーなりに影響を受けていることが度々語られている。
私はバンアパの歌詞が好きだ。イエナガくんともよくその話をする。経験してもない架空の記憶を呼び起こされてエモ泣きしてまう。 このアルバムの表題曲をRUSH BALLで演奏している動画を見ようと思ったら消されてしまっていたようで寂しくなった。
『Kill Your Memory』Heaven For Real(2016)
カナダはハリファックスのインディバンド。来日公演時に昔所属していたバンドで共演した。とってもpavement。めちゃくちゃ良いので聴いてほしい。音源からは伝わらないかもしれないけどライブではドラムがDeerhoofのグレッグばりのフィジカルで圧倒されたのを覚えている。海外の人のルーズに演奏しているような感じであんなに上手いのずるい。また来日したら見に行きたいな......。
『Passing Busses』Banana Collection(2019)
◆レーベルレコメンド
Banana Collection初の正式リリース音源となる本作はWeezer/SPORT/透明雑誌/Superfriends……なににもなれずに足掻いた勢いで突っ走る。君を思って愛に泣く、喜びと悲しみのローファイエモーショナルインディーポップ。
前田君 a.k.a. みんな、恋せえよ〜!のこのレコメンド文めちゃいいよね。
今年出た作品の中で一番ローファイなのでは......
バイブス全振り。ボーカルのピッチ補正とかもほとんどしてなさそう。こないだ共演したけどライブの方が上手いんちゃうかと思った。僕はウメザワくんのやっていきマインドにだいぶ感化されたところがあるのでまたなんか一緒にやれたらええねえ。
おわりに、私も音楽や創作物の定量化・言語化し得ない部分に惹かれている節がある。
一方でそれをできる限り文章で説明してみようという試みはとても生産的で面白い行為である、とも思う。何よりそういった文章によって世界が広がるという経験を数え切れないほどにしてきた。ので自分の文章の良し悪しはともかく読んだ人が紹介した作品や参考に示したサイト・著作にあたってくれたらいいなあ〜〜という気持ちで書きました。繰り返しになるがこういう機会がもらえるのは本当にありがたいです。またなんかあったら是非やらせてください。
ライブの予定
12/21(土) colormal サポート
東京 代々木Zher the ZOO
開場18:00/開演19:00
前売¥3,000+1drink(¥500)
[出演]
colormal
笹川真生
12/27(金) colormal サポート
Zukai 3rd mini album Release Party
~暇じゃない~
大阪 心斎橋Pangea
開場18:30/開演19:00
前売¥2,300+1drink(¥600)
[出演]
ズカイ
Laura day Romance
colormal
YAJICO GIRL
2/22(土) colormal サポート
端 vol.4
東京 大塚meets
開場18:00/開演18:45
前売¥2000+1drink(¥600)
[出演]
colormal
corner of kanto
kumagusu
雑記
創作なぞなぞ
あの世にいてもこの世にいても食べられる魚ってな〜んだ?
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夏がけっこう好きだったりする。暑いのは布団から出る理由になる。冬のスンとした感じも嫌いではないが布団から出られないのは良くない。あれではずっと寝てしまう。
何をするにも気合いは必要で、布団から出るためには相当な量のそれが要る。
布団から出て、家の外に出てしまえばあとはその勢いでだいたいどうにかなる。夏は布団から出るまでに必要な気合いの量が少なくて済むから良い。
とはいえここ最近はずっと部屋でダラダラとしている日もあり、何がそうさせるのかは分からない。季節のせいではないのだけれど。
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電車に乗ってなんとなく外を眺めているとどこぞの高校のグラウンドで野球部が朝練しているのが目に入る。
こんなに暑い中早朝から激しい運動をこなしている彼らを見て「自分も頑張らねば」と思うも数秒後には景色は別のものに切り替わり、自分のやる気も数秒前に置き去りにされてしまう。夕方には景色を見たことも忘れているだろう。白球を追いかける彼らには何の関係もないことだ。
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先日部屋に泊めてくれた友人に対して「バットを振らないと始まらないよ」などと偉そうにも言い放ってしまったが、一方で私はまだ打席にも立てずにいる。
試合じゃなくてキャッチボールがしたいんよ、といなされてしまった。
彼はそんなことを言いながらもこちらのあずかり知らないところでふらっとバッターボックスに現れてホームランを打っていくのだろう。そんな気がしてならない。彼は私よりずっと野球ができるのだ。
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なぞなぞの答え: ししゃも
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昔と比べてどうしようもない感情の発露みたいなものが少なくなった。思いきり笑ったり泣いたり叫んだり、それぐらいウワーっと自分の体を通して気持ちが溢れてしまうような体験を最後にしたのはいつだっただろうと考えてしまう。
年輪が増えていくように経験や時間が層のように自分を覆っているのだとしたら、それらを突き破ってしまうほどの感動がないと発露には至らないだろう。成長するというのはそういうことで、大人になった私達はフィルターを通してほどほどの感情を出し入れすることで均衡を保っているのかもしれない。
しかしながら時には重なった層を突き破ったり取り去ったりしてくれるものが人生には必要な気もする。それは特別な経験であったり、何かを続けた先にある気付きによって得られるものではないかと思う。
音楽はそういうものの一つとして自分の人生を豊かにしてくれているのかもしれない、など。
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夏がけっこう好きだったりする。今年は星を見に行ったり、花火を見に行ったり、草むらが波打っているのを見に行ったり、地面に寝転んで空を眺めたり、そういうことをしたい。
夏でなくてもいいのだけれど、できれば夏のうちに。
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ライブの予定
9/28(土) colormal サポート
Pop Music vol.7
山口周南rise
開場17:30/開演18:00
前売2,000円+1ドリンク
(高校生以下0円+1ドリンク)
[出演]
For Tracy Hyde
fedress
colormal
Shiki
花束とカーテン