ワールドカップ
今大会も周囲の熱狂を横目に過ごすのだろうと思っていたけれど、
好きな人のすすめもあって1試合だけオンラインで見てみることにした。
日本対ベルギー。
下馬評に反して善戦を見せる日本。
思わず手に汗を握って何度も叫んでしまった。
試合にも感動したのだけど、時々映るサポーターを見て思うことがあった。
この中には海外旅行等には興味が無いけれど、サッカーが好きで、日本代表が好きで現地まで行くことを決めた人も少なくないのだろう。
サッカーを好きな気持ちがこの人達をロシアまで連れて行ったのだ。
なんだかそれはとても意味のあることのように思えた。
最近そういう詞を書いたことを思い出し、
なんとなく鍵穴に鍵がはまったような感覚になってひとりグッときたのだ。
自分の書く詞は独白のようなものが多いが、
その曲では自分も含めた誰かへ向けて詞が書かれている。
少し恥ずかしい気持ちもあったけれど、我ながらいい詞が書けたと思っていた。
ワールドカップを見て、サポーターに思いを馳せて、自分の書いた詞に納得感を覚える、そういう体験だった。
おわり。